快適な地球環境と豊かな文化を造る。測量機器メンテナンスの株式会社ソッキテック

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2015年度版セミ・ダイナミック補正用パラメータが公開されました

 4月1日、国土地理院にて、2015年度版セミ・ダイナミック補正用パラメータファイル【SemiDayna2015.pra】が公開されました。
 本年度、電子基準点のみを既知点にした1級基準点測量は、【SemiDayna2013.pra】を使用しますので以下のURLよりダウンロードしてください。

 http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/semidyna/

 このパラメータを使用して、GPSメーカのソフトで網平均を行う時などはお問い合わせください。

セミ・ダイナミック補正とは

 近年の測量は、電子基準点とGPS測量機を使用することによって正確に位置を求めることができるようになりました。しかし、我が国は複数のプレート境界に位置し、それぞれのプレートが異なる方向へ動くことから、複雑な地殻変動が起こっています。測量に利用される基準点もこの地殻変動の影響により、実際の地球上の位置と測量成果の示す座標値が時間とともにずれていきます。 位置情報(緯度、経度、標高)の均一な精度を長期的に維持するため、この一様でない地殻変動による 歪みの影響を補正するのがセミ・ダイナミック補正です。 これにより、利用者に安定した位置情報が提供できるようになります。

 網平均計算は、1級基準点測量において、電子基準点のみを既知点にする場合は、この【SeniDyna2012.pra】地域変動補正パラメータを使用してセミ・ダイナミック補正を行うものとする。

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